ピープルウェア

ピープルウエア 第2版 − ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
これもブックオフで購入。
まだ、読み始めたばかりで、20ページくらいしか読んでないんだけど。


昔、会社に居たときのことを思いだし、今こうやって仕事だ出来ていることが非常にありがたく感じた。


なぜか。


私は、独立後、ほとんど毎日仕事をしている。毎日というのは本当に毎日で、週7日、365日である。
これだけ聞くと、大変ですねーとか言う人がいるんだけど、
実際のところ、まったく大変ではない。むしろ楽。


これは、大きく2つの原因がある。(と思っている)
まず一つ。
才能


これは、俺天才ってわけじゃなくて、
この職業が天職なこと。つまり、パソコンに向かってシコシコプログラミングすることが大好きなのだ。
あれこれ考えて、時には収益考えずバカなこと(いままでやった内容を知りたい人はpluswingのホームページを見てください。)をやったりするのが大好きなのだ。
これは、病的とも言え、一種の依存症かもしれない。
しかし、この才能のおかげで、苦なく仕事ができている。


もう一つは、環境だ。
ここが、ピープルウェアにも関係してくるのだが、
週7日、365日仕事をしているといっても働きづめではない。
はらが減ったら飯は食うし、疲れたらテレビを見たり、本を読んだりする。
最近は、ケーブルテレビに加入したおかげで、アニメやらドキュメンタリーをよく見る。
アニマックスでは、ドラゴンボールとかハンターハンターを毎日のようにやってるので、よく見るし、
朝日ニュースターの週刊鉄学やニュースの深層は非常に面白い。(嫁はニュースター嫌いで、夕食時の禁止令が出てしまったけど・・)
あと、散歩もたまにする。
散歩といっても畑やらしかないので、自転車で駅前とかに行くのだが。


と、こういう環境である。
会社にいるとこうはいかない。
できることといったら、トイレかストレッチくらい。
どちらもやりすぎるとマズいのでほどほどに。だ。


頭を使う仕事は、パソコンに向かってりゃできるものではない。
向かわない時間が必要であり、
向かってなくても、脳内では仕事してるのだ。(私はw)
これは、プログラマーには分かると思うが、ちょっと遠いひとだと分からないかもしれない。


悩み事を抱えていると思えばいい。
悩んでるのが、パソコンに向かって仕事してる時だ。(実際してるかは別として。)
悩んで悩んで悩みつづけて、解決するだろうか?
時にはするかもしれないが、
大体は、もういいや、ちょっと忘れて別のこと考えよーとかなって、(つまりテレビみたり横になったり)
ちがうことしてるときに、ふと「あ!」が起こるわけ。
そうか!そういうことか! とかね。


私と取引のある会社(小さいのだが)でも、標準化とか言っていた気がするが、
そんなことしていいことなんか一つもない。
一本化くらいはしといたほうがいいが、これだけ!それ以外はダメ!という決め方はよくない。
ようは自分が分かって、相手が分かればそれでいいじゃん。


会社も、昔の制度をひっぱりすぎだと思う。
頑張りゃできるとか未だに思ってる人がいる。
頑張ってもできないんだって、ちょっと遊ばしといたら出来たりするのが不思議なところで。


ちいさな開発会社でさえ、そういう過ちをしがちなのだから。
〜十数人程度の規模なら、標準化はすべきではないし、
各々がある程度の権限を持ち、個人の裁量にまかせておいたほうがうまくいく。
大きなところでも、基本は同じだと思う。(Googleとか。)


私は個人だが、ソフトウェア会社の今後の動向(というよりは経営)は気になる。