Fast CakePHP
CakePHPの新しい本が出たようです。
CakePHPのフォーラムでもスレが立ってますが、
執筆の秋山さんのブログでも告知されてます。
特にこだわったのは「つまずかずにCakePHPを始められること」と「どういうフレームワークなのかを俯瞰(ふかん)できること」でした。
使う人が増えるほど、フレームワークの価値は増大する
http://www.akiyan.com/blog/archives/2008/01/cakephpfast_cak.html
とのこと。
取っ掛かりには良いかもしれませんね。
(本の内容を見てないので何とも言えませんが。)
さて、最近のフレームワークはRoRの影響が強く
オールインワンが主流になってきてます。(特にLL言語)
JavaでもひがさんのSuperAgile然り。
.NETに至っては、正規品(?)にそれ同等のものがある(ASP.NETとか?) (あんま使ったことないから分からん)
PHPだと、Ethna,ZendFramework,CakePHP,Symfonyとかなり充実。
オールインワンのいいところは設定がほぼ無いことと、
相性問題が発生しないこと。
JavaではまだStruts+Spring+Hibernateは主流なので、
どうしても設定がゴチャゴチャになってしまうのと、
それらの相性で、挙動がおかしくなったりと。
不安要素が付きまといます。
逆に悪いところは、オールインワンが故
習得までに時間がかかることがあること。かな。
CakePHPやZendFW言うなれば、Struts,Hibernate,Springを一気に覚えることに相当します。
(そこまでじゃないか?)
CoCでほぼ自動だとしても、その規約は覚えなくちゃならんので、
やっぱり敷居が高いというのはいなめない。
今回のCakePHPの本は
「どういうフレームワークなのかを俯瞰(ふかん)できること」
を一つの主題としているようなので、
オールインワンってこんなもんか。と早い段階で思えるようになるんじゃないかな?
あ、ちなみに次のプロジェクトで、以前作成した、CakePHP×TeedaのCompileViewを使う予定。
やってく中で機能改善して、最終版を公開する予定です。
(現状公開されているのは、いわばこのプロジェクトのエッセンスで、
"そのまま"では使い物にならないでしょう。
現状のものを使う場合は、ソースを自分好みに変更する程度の知識は必要かと。)
そのうちクラス図等などをまとめて公開します。