新しいことに取り組む

新しいことに取り組む時は、非常に大変な労力がかかる。
私は、最近になってImplementation Patternsの勉強会に出たりで
否応なく英語に触れる機会がある。
将来的には、アメリカに住んだりも考えているので、
今のうちに英語になれ親しんでおかないと・・・というのもある。


そんなこんなで、英語の勉強を本格的に初めたわけですが、
(実質、高校以来・・・)
サッパリわからない。 嫁が多少分かるので、聞いてみても、そんなことも分からないの?
と一蹴されやる気まで蹴られてしまう有様だった。


教育の現場に多少なりとも携わっているので、
「分からない人」ってこんな感じなんだなぁ・・・とつくづく思った。


そんな中で、義兄から、良いヒントを頂いた。
(義兄は、アメリカ留学経験もあり、外資系に勤めているので、英語はバッチリ。)
「完全に翻訳するのは、(日本語と英語の関係上)ムリだから、とりあえず分かる単語で意訳してみて、その本の趣旨と意味があまりにも違うんなら、間違っているってことだよ。それか革新的なことが書いてあるかね。
とりあえず、分からんところは、飛ばしてでも良いから、全体を訳せば、何となく意味が掴めるようになるよ。」
とのこと。


はっきり言って、「分からないことが分からない人」は、何が大事で何が大事じゃないかも分からない。
なので、全て覚えようとする。全ての優先順位がAなのだ。
それは無謀と言わざるを得ない。


だから、最初から全て覚える気でやるのではなく、適当にやる
何となく訳せた。とかそんなレベルで良いんじゃないかと思う。
とりあえず、そのスタンスでやっていくうちに、自分なりに解釈することができるようになってくる。
(質問できる人は居た方が良いけどね。)
「何も分からないけど、頑張る」はマイナス思考なのだ。
「分かるところから切り崩す」と考えた方が精神衛生上も良さそうだ。


嫁には、文法を勉強しなおせと言われたが、それは無視して、
単語は分かるので、それから何となく文法を掴めるようになっていくのが近道じゃないかと。


とりあえず、新しいことに挑戦する時は、あまりがっつかずに適当に。
これが、案外上達のコツなのかもしれない。