Implementation Patterns
Kent Beckの新刊。
英語がさっぱりにも関わらず、読んでます。(眺めてます。)
(洋書を読んでる人にとっては当たり前かもしれないことですが・・・)
言わんとすることを理解することは(それなりに)できるんだけど、
正しいというか、うまい日本語にしようとするのはまた別次元。
私は、英語がさっぱりニガテで、洋書を読むなんてことはしてなかったので、
今は、英語と日本語の違いが何となく分かってきたような状態。
英語は、日本語に比べて、細かいとこまで説明するなーと思ったり。
例えば、Implementation PatternsのChapter7の冒頭でこんな記述があります。
John Von Neumann contributed one of the primary metaphors of computing--
a sequence of instructions that are executed one by one.
訳すとこんな感じかな?
ノイマン型コンピュータの最大の特徴は
命令を順次実行していくことである。
まぁ、当たらずとも遠からずだと思う。
でも、原文は
John Von Neumann contributedとなっているので、
直訳すると、フォン・ノイマンが貢献した
となり、日本語に訳すとちょっとおかしい。
なので、その著者の言いたいことから日本語をひねり出さないといけない。
これが難しい。
翻訳家ってすげーなと思う今日この頃です。
http://www.teamagile.com/mainpages/Interviews.html
ここに、Beck氏のインタビューがあるもよう。
どうやら、Implementation Patternsのエッセンスが垣間見れるようです。