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マーチン・ファウラーのblog
をちょこちょこ見てます。

その中の、ストーリーポイントについて。

チーム間で共通の見積もり単位を使うとなぜ危険なのか。ぜーーったいに、それを使ってチームのパフォーマンスを比べるバカが出てくるからだ。約束を破らないよう顔面蒼白になるまで (脅して) 誓わせたとしても、いずれ誰かが破らないとは言い切れない。チーム間のパフォーマンスを比べてしまうと、他のチームより多くのストーリーポイントを完了したように見せかけるバカが出てきたりして、見積もりが歪められてしまう。私が懸念しているのは、これが昨日の天気のフィードバックループを壊しかねないという点だ。せっかくうまくいってる計画ゲームをダメにしかねない。私がなぜこんなにも疑ってかかるかというと、生産性を計測できれば驚くべき効果があるかもしれないが、ソフトウェアの特性上、んなこたー不可能だからである。


大きな声ではいえないが、
以前勤めていた会社で出向していたところでまさにこれと同じで崩壊してしまったプロジェクトがあった。
XPを導入する際は、それに関わる全員がXPについて理解を示し、同じ方向を向く必要がある。
大事なのは、熟知や知ることではない。
同じ意図でそれを理解することだ。
ただ理解することは簡単だ。
覚えればいい。 ただ、その当時私もXPについてはよく理解しておらず、
なぜ、1ヶ月もの計画を立てなくてはならないのか?
と思ったこともあった。
そうではなく、なぜそうするのか?同じ意図を共有できれば、
計画を立てるのは重要だと思えるだろう。