Moblin 2.1を試してみた。

GoogleがChromeOSのデモしましたねー
その前からも、起動が超速いという方向に向かっているOSはたくさんあります。
例えば、Ubuntu。最新のリリースでは、25秒程度で起動するとか。


あと、公開されてないけど、gOS Cloudがよさげですね。
(ChromeOSはこれパクったのかしら?)


ほかのもたくさんありますが、そのなかでIntelが出資しているらしい
Moblin2.1をためしにインストールしてみました。
PCはEeePC 1000H。


今回はHDインストールはせず、USBメモリ(4G)にインストールしてみました。

用意するもの


Moblin2.1はダウンロードしたら、拡張子をisoに変更しておきます。
Fedora Live USB Creatorでそのisoファイルを選択し、
Presistent Overlayの値を2Gにし、
USBメモリにインストール。


Presistent Overlayが書き込み領域になるので、多めに取っておいた方がいいと思います。


であとは普通に起動。
USBからなので、ちょっと遅いのかもしれないですが、メニューでBootを選択してから20秒くらいで立ち上がります。

初期設定

デフォルトではすべて英語になっているので、日本語に変更します。

  • 言語設定を日本語に

ApplicationからTerminalを起動し以下のコマンド。

gnome-control-center

SystemのLangageを選択し、日本語に設定。
これでメニューが日本語になります。

  • キーボードも日本語に

おなじく、gnome-control-center内の
Hardwareのキーボードを選択。
レイアウトタブから追加ボタンでJapanを追加します。
Japanにデフォルトのチェックをして閉じます。

  • Japanese Supportとscim-anthyをインストール

su -
(パスワードはmoblin)
yum install 'Japanese Suppert'
yum install scim-anthy

これで日本語入力ができるようになります。


scimの設定で半角/全角を 入力切替に使いたかったんだけど、
どうも半角/全角が効いてない模様。
/etc/scim/configを直接いじってもダメなので、どうしようもないのかなー


それ以外は良好です。
FedoraがベースなのでLinuxマシンとしても十分機能を果たしてます。(sshとかはもちろんできる)
UIもかなりいい感じ。



ちなみに、ライブCDとかからUSBメモリにインストールしても、起動しませんでした。
grubの設定をうまいこと変えてやれば起動するのかもしれないけど。


あとハマったこととして、書いておくと
キーボードの設定をrootでやってて起動時に日本語キーボードにならないという悲しい現象に見舞われました。。。
su -せずにgnome-control-centerで設定すればOKです。