僕でも農家になれますか 独立支援する農業塾・北海道

今日、10時頃からついさっきまでやってた。
実家は兼業農家なので、農業についてはそれなりに知っている。
うちは兼業だったので、農業で儲けようとは考えていなくて、
うちで食えるだけの野菜と、トントン程度の収入がそこから出ればOKって感じだったので
「儲ける農業」とはかけ離れたものだった。(親がそう思っているかは別として。)


今まで、農業はちょっと別物って思ってたけど、
そんなことはなく、
農業って個人事業の一つの形なんだなとつくづく思った。


番組の中で、
ピーマンの無農薬栽培に挑戦してたんだけども、
途中で、害虫が大発生したりで結局農薬を使うことになってしまっていた。


原因としては、忙しさにかまけて、草むしり等の作業が遅れたことと言っていた。


その害虫も急に大発生していたわけでなく、栽培者は途中で気づいていたが甘く見ていたようだった。


ビジネス観点で見れば、サラリーマンでも十分当てはまることで、
忙しさにかまけて・・・なんてのはよくあること。
相手が自然なだけに容赦ない。 これは対企業でも同じことだろうと思う。
害虫の発生も、しっかりトレードオフを考えれば、
対処できるならしっかり対処して、無農薬でやりとおすのか、
減農薬栽培に即座に切り替えて、対処するのかを決断しなければならない。
本人は1週間くらい放置していたようだが、対企業でそんなことをしたら確実に切られてしまう。



北海道といえども、塾が土地をめちゃくちゃに持っているわけではないので、
地主さんと話をして、貸してもらったりでやりくりしているらしく、
その地主さんが言っていたことがすごく心に響いた。
「やる気さえあれば何とかなる。技術はやってくうちに身につくんだから」
その後、その地主さんのもとで手伝いをはじめた借主の生徒はやる気があるって地主さんは認めてたんだけど、
それはやっぱり、自主的に手伝いにきたり、その動きだったりで、
言葉じゃない部分。その人の内面をしっかり見てそういってるんだなってのがよく分かった。
自分で農業をしっかりとやってきたひとってのは、人を見るセンスやビジネスマインドってのが身についてるんだと思った。


「やる気があります!」っていう人は態度がそうなっているか確認した方がいいよ。
そうなってない人って意外とおおいから。
あとよく聞くのは、次は死ぬ気で頑張るとかいう人。
じゃあ、お前は死ぬ気で頑張ってなかったのかと。 今の仕事はどのくらいの意気込みで頑張ったんだと。
死ぬ気で頑張るなら、今すぐにその現場で結果を出せるはずだとそう思う。


こういうのって一貫性なんだろうなと。
言葉、態度、容姿、マインド。すべてが一貫している人ほど説得力のあるひとはいない。


そんなことを思う、土曜日のお昼でした。