ウェブ進化論

350円にて購入。 いまごろになって読みました。
大部分がグーグルってすげぇんだぜ!的な事が書いてあると思っていたので、
読まず仕舞いでしたが、そんなことは無く(グーグルの話題が多いですが・・・)
web2.0の本質はどういうものか?がわかりやすく書いてありますね。
かくいう私もweb2.0なんてのは言葉しか知らなかったわけですがw


結構面白いアイデアもいただけて大満足の1冊となりました。


その中でも、「こちら側、あちら側」、「ロングテール」、「高速道路論」
なんかが特に目に止まりました。


高速道路論は私も思っていたことで、
ウェブ進化論の言葉を一部借りて私なりの解釈では、


プログラミングもオープンソースがひろまった(高速道路が一気にしかれた)事で学ぶ敷居が非常に低くなっている。
が、しかし、
それをコモディティ(日用品)化する人が多く、
技術自体(ここで言う技術はその設計技術であり、ソース自身が語る技術である)を意識しなくなっているのではないか?
つまり、そこに勉学意識を持ち、ソースを眺めるような人はまれであり、
そこに価値を見出すことが技術者として一番大事なのではないかという警告ではないか?と。