SimpleSVNClinet_v0.2.0.zip

さて、先に書いた極秘(?)プロジェクトの片方が完成した。
まだまだ発展途上で、ソースはぐちゃぐちゃだが、
取り合えず公開。

SimpleSVNClinet_v0.2.0.zip
さて、このツール、言ってしまえばSubversionのクライアントなんだけど、
こういうバージョン管理ソフトは一般的にはプログラマな人たち(それもごく少数)にしか使われていないのが現状だ。

だが、これを導入することで恩恵を受けるのはなにもプログラマだけではない。
パソコンで作業している人の10人のうち9人はこれすげぇ!って思うはずだ。

と言うわけで、
非常に簡素なつくりかつ、高度な機能限定することで、
だれでも簡単にこの恩恵にあやかれるものを目指した。(ている。)

さすがにサーバの設定はやらないとダメだけど、
クライアントは初期設定を書いておけば
至極簡単に使える。

では、肝心の使い方だ。

動作に必要なファイルは、
-SimpleSVNClinet.jar
-lib/svnkit.jar
-lib/dir.gif
-lib/file.gif
-lib/repository.properties
だ。 めんどいと言う人は、libフォルダそのまま使えばヨロシ。

さて、ファイルの設定をしておこう。(SVNサーバは設定起動済みとする)
lib/repository.properties
を開くと、
repository.url=svn://localhost
repository.user=user
repository.pass=pass
repository.baseDir=dir
と書いてあるはずだ。
上から、
SVNサーバURL
ユーザ名
パスワード
ディレクト
となっている。
上の3つは分かるとして、最後のひとつは、
言わばホームディレクトリだ。(これは事前にリポジトリに作っておかないとダメよ)
ソフトを起動したときにここが開かれる。
また、これ以上の(親の)ディレクトリにはアクセスできない仕様だ。

さて、ソフトを起動すると、リポジトリ内のファイルが一覧表示される。
ファイルをダブルクリックすれば、ヒストリービューが開き、今までの更新履歴が見れる。 更新履歴をダブルクリックすれば、選択したリビジョンのファイルを保存するダイアログが出るので、適当な箇所に保存しよう。
これが、チェックアウトになる。
また、ディレクトリをダブクリックすればそのディレクトリ内に移動だ。

次に、コミットだ。
最初の画面にファイル書き込みボタンがある。そいつを押して、
ファイルを選択すれば、書き込み完了だ。
もちろん、現在表示されているディレクトリに書き込まれるので、
書き込みたいところまで移動して、書き込んでやればいい。

フォルダの作成も同じ要領だ。

削除は選択されているものを削除する。
ディレクトリだろうが、ファイルだろうが容赦ないので注意して行うこと。
また、このソフトでは削除したら復元はできない。
どうしても復元お必要があれば、専用ソフトを使うこと。

ざっと説明したが、機能はこれだけだ。
ファイルが履歴で管理されてればそれでいいと考えたからだ。
これだけでも、かなり重宝しそうだし、

中規模のLAN環境であれば、ファイル共有にも使える。
最低限のファイルだと、1M強くらいなので、FDにも入る。

さて、このツールSVNKitを使って実装されている。
SVNKitはソースを公開しての配布であれば問題ないはずだが、
もし何か問題があれば速攻で対応するので、ご連絡を。