続・使ってみた

さて、今日もいじり倒したので、ちょっくら書いてみようかね。


まず、昨日から気になってて、忘れてたんだけども、
これすごく重要。
つーかこれは直せるもんならすぐにでも対応してほしい。
それは、エラー。
コントローラでエラーが発生すると、
よくわからんエラーが出て、どこで落ちてるのかさっぱり分からない。
ビューまで処理が動けば、どこで落ちるか分かるんだけどね。
これはめちゃくちゃやりにくい。 このために使うのを止めた人も多いんじゃないかと思う。

次。
コントローラのview指定について。
Zend_Viewをnewしていろいろやってやれば、viewの切替えが出来ることは分かるんだけど、
viewへのパスをかかにゃならんのはなんとかならんのかね?
これ使う気にならん。つーか使えない。
なので、無理矢理にでも辻褄をあわせるか、_forwardを使うかのどっちかしかない。
だた、(このあと書くけど_forwardもあんまり使えるもんじゃない)


最後
_forwardについて。
コントローラでview指定は出来ないと思って良い。
そこで役に立つのが、アクションチェインを実現する_forwardだ。
こいつで、アクション内から別のアクションに委譲することが出来る。
が、こいつも曲者で、コントローラ無いでviewの指定が出来ないことを理由にこれを使うのは意味が無い。
なぜなら、$this->viewにassignをしても_forwardをした瞬間全て破棄されてしまう。
なってこった。
よって、2つのアクションから同じviewに飛ぶという一般的にやりそうな事がZnedFrameworkでは難しい。
やり方知ってたらぜひ教えてほしい。


追記:
これはどちらにも言えることだが、複数レコードの登録は面倒。
cakeの方が楽か?
Zendの場合はPOSTにうまいこと渡してやって、
分解してやるしかない。
cakeはAA/BBというように設定するので、
AAの部分をルールを決めて可変にすれば、
まとまりで取れるのでまだ楽。


Zendはbake.phpのようなやつは無いのかね?

Joelに感服

最近よくJoel on Softwareを思い出す。
最近は、新しいビジネスについて考えることが多く、
ストラテジー・レターのBen&Jerry's 対 Amazonを読んでて良かったと思う。
覚え書き程度に書いておくと、
ビジネスの成長には2パターンあり、
Amazonのような、超大企業のようなやり方
つまり、競合がほぼ無い市場で、強い顧客ロックインのサービスをやる方法。
これには、法外な資本が必要で、すぐに大きくなる必要がある。
そして、ハイリスク・ハイリターンだということ。
その中での些細ミスは気づかれもせず、気づいた場合でも資金でなんとかする。

もうひとつは、中小企業型。
競合があり、そのビジネスが顧客ロックインが弱く、資金が無いばあいはこうするほかない。
誤りを教訓とし、ゆっくりと成長させる。つまりローリスク・ローリターンなやり方。


もし、ビジネスを起こそうというなら、
まず、どちらの戦法を取るべきかを選択し、途中で変更を許さないことだ。
それが一番やってはならないことだ。と言った所だろうか。


あと、別のストラテジー・レターの中で、下位互換性の重要性について説いている。
Windowsは、恐ろしい程の下位互換性を実装し、これほどのユーザを獲得した。
Joel on Softwareの中では、シムシティーが動かず、それを検知するプログラムがwindowsに組み込まれているとだけ紹介されているが、
実際はそんなもんじゃない。
Windowsプログラミングの極意 歴史から学ぶ実践的Windowsプログラミング!この本にいろいろと載っているが、
当時、1店舗で売っているソフトを1本づつ全て買い、順次対応させていったという逸話までもが載っている。
そのほか、プログラミングの世界でのwindows下位互換性についてめちゃめちゃ詳しく載っているので、
そのへんに興味があるひとはぜひ読んでみると良いと思う。


あとは、何事も見た目ほど簡単では無い。これは忘れないようにしないとね。