宇宙

NHKスペシャル「宇宙」をヒストリーチャンネルで再放送してたので、見てた。


第2回だったか、地球外生命体は存在するかという内容だった。


学者が、生命誕生のプロセスは非常にありふれた現象であり、
惑星においては、ある種必然的なことなんじゃないかと言っていた。


ん〜私はそうは思えない。(でも、宇宙人とかじゃなく、「地球外生命」は居る派ですが)
生きるということが、「安定」とはかけ離れているからだ。
ここでの「安定」は「公務員って安定した仕事だよね。」とかそういう意味じゃなく、
「生存する」ことそのものが、「安定」しているとはいいがたいと思うからだ。


生を受けた以上、捕食し、子孫を残さなければならない。
これは、地球で初めて生命誕生した直後にもあったであろうことで、
捕食し、子孫を残すために奮闘することが、渇望となる中、その生きるという行為自体は安定なのか?と考えると、私はそうは思えない。


だったら、石とか、そういうほうが「安定」してるといえないだろうか?
ただの物質としてそこにあることの方がよほど安定した状態だと思わないだろうか?


これは、パンドラの箱なのかもしれない、
「生まれてきた以上、生き残る」という遺伝子的な何かが、いまの今まで脈々と受け継がれてきた、ただそれだけで、不安定な生命がここまで発展したと考えるのが、妥当なんじゃないかと思う。


必然ではなく、偶然にも生まれてしまった。 生まれてしまった以上・・・
という考えの方がしっくりくるのは私だけだろうか?